ドイツ語多読本: Agnès de Lestrade / Valeria Docampo: Die große Wörterfabrik
絵は前回の"Im Garten der Pusteblume"と同じValeria Docampo。
これは元のハードカバー版
Agnès de Lestrade / Valeria Docampo: Die große Wörterfabrik
479語
小型の廉価版もある。表紙は下のKindle版と同じ
値段はKindle版が断然安いが、タブレットでしか見られないので注意。
表紙を較べると、ずいぶん印象が違う。
上の方は、大きな建物の影(タイトルの「単語大工場」)の影の巨大さと、虫取り網を持った男の子の小ささ、その対照が印象的で、不穏な感じも。
人々は単語工場で生産された単語を買い、飲み込まないと言葉を話せない。そんな世界の話で、虫取り網は、言葉を買えない貧しい人が風に流されてくる単語を捕まえるためのもの。
だから、好きな女の子にあっても、あいさつもできず、たがいにただほほえむばかり・・・。
でも、そんなふうにして拾い集めた、愛とは無縁の物の名前三つだけでも、愛の告白には事足りるという不思議。
それがKindle版のほうの表紙。
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