ドイツ語多読本:〇〇って何、☓☓ってどんなとこ?的な絵本シリーズ: LESEMAUSのConniシリーズ
3歳以上対象で、世界が家の中から家の外へ広がっていく子供向けに、たとえば幼稚園ってどんなところ? 病院は何をするところ? 飛行機に乗るには? みたいなことを教える絵本シリーズ。
この種の絵本はいろいろあるが、その中で、これはおそらく一番有名なConniシリーズ。
シリーズに収録されている本の一覧(出版社)
http://www.carlsen.de/node/16801
これは日本のアマゾンでは1冊400円から500円といったところ。
もっと安いpixi版もある。手のひらサイズの小さい絵本で、文字も小さくなるが値段的にはかなりお得。8冊セットで1000円少し。
pixiは、DudenのLesedetektiveシリーズで紹介したことがある。
Pixi-Bundle 8er Serie 160. Conni trifft Pixi
それぞれの本のテーマは、
・農場で
・海岸で
・幼稚園へ行く
・病院に入院
・はじめての飛行機
・音楽を習う
・ピザを焼く
・バレエ
Pixi-Bundle 8er Serie 190. Neue Abenteuer mit Conni
それぞれの本のテーマは、
・乗馬を習う
・サッカーをする
・Seepferdchenを受ける
(Seepferdchen=タツノオトシゴというのは水泳の初級みたいなもの)
・クッキーの焼き方
・誕生日
・引越し
・ネコが来た
・自転車に乗れるようになる
と、テーマを見ればわかるが、上でも書いたように、子供が出会ういろいろな生活の場面が描かれる。お伽話とか空想的な物語ではない。実際的な知識が得られるので、ドイツを知らない日本人にとっても役に立つはず。
が、この種の絵本は1冊1000語くらいあって、ページあたりの語数も多い。多読を始めたばかりの人にはちょっとつらいだろうという気はする。
pixiの人気のあるシリーズは、ドイツのアマゾンでも品切れになるとなかなか入荷しないので、もし興味があるなら、手に入るうちに買っておいたほうがいいとは思う。
以前Maxi-Bilderbuchで、ドイツのaudible(朗読mp3ダウンロード販売サイト)のリンクといっしょに紹介した、Timシリーズも、これと同種の絵本。朗読も欲しい人はこっちがいいかも。CDもあるはず。
(Conniのほうも探せばCDはあったはずだが、オーディオ・ドラマ。絵本をそのまま朗読しているのではなかった気がする。)
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