Koboのデータベースに異常、Calibreと通信エラー。もしくはKobo端末でログアウトするとどうなる?
Koboをつないだら、Calibreがエラーを吐いた。「デバイスと通信中にエラーが発生」とかなんとか。
"database disk image is malformed"などと言う。
実際、本を閉じた時のページが記憶されなかったり、ホーム画面がまったく更新されず、ずっと同じままだったりと、どうもおかしい。
mobilereadを覗いてみたら、"Corrupt database?"なんて質問がある。
それによると、Koboのアカウント設定でログアウトすれば、データベースが再構築されるとか。ファクトリー・リセットより少し楽だから、と。
で、前からログアウトするとどうなるのか少し気になっていたので、これを機にやってみた。
「設定」画面の「アカウント」、さらにKoboのところの「ログアウト」をタップ。
すると、最後に同期した状態に戻るとかなんとか、メッセージが出る。OKを押すと、
WiFiの設定からやり直しになる。続いて、言語設定、楽天のIDとパスワードの入力と、ファクトリー・リセットのときと同じ行程をだどるみたいだ。で、だらだらと同期が続く。
で、結果。
データベースは作り直されたらしい。Calibreは正常にKoboと通信できた。
自分で追加した本やフォントは当然そのまま残っている。ファクトリー・リセットよりちょっと楽、とはこのことか。
ただ、本棚は消えた。最後に同期をとった時、まだ本棚がなかったせいなのか、本棚の設定も消えてしまうものなのか、ちょっと不明。
(Calibreで作った本棚はKoboをつなぐだけで復元されるから、問題ないが。)
注意点がある。
".kobo"ディレクトリの中身は元の状態に戻るようだ。(".kobo"の中身は初期状態に戻るということなのか?)
たとえば、
・pocketがメニューから消える。つまり、書き換えたaffiliate.confが元に戻っている。pocketにログインし直す必要もあり。(pocketのIDやパスワードも消えているということ。)
・それだけでなく、".kobo"ディレクトリに自分で入れたファイルはすべて消える。
ちょっとしたスクリプトをKobo上で実行させたかったのでインストールしていたKoboLauncher、ファイルが全部".kobo"の中からなくなっていた。CFWの場合は、koboCFW.confが消えるので注意。
ログアウトすると、こういふうになる、という話。
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