Kobo フォントの悩み解決:フォントを太くして見やすくできたりするツール Kobo Patch Generator. Kobo AuraでもOKそう(FW3.1.0用)
FW3.1.0用のパッチはKobo Patch Generator作者本人のものはない。
mobilereadのスレッドにあがっているパッチを利用。
これは公式のものではないので、libnickel.so.1.0.0は自分で用意すること。
1. ファームウェアのリンクのページから、kobo-update-3.1.0.zipをダウンロード・解凍。(Glo用とAura用、間違えないように)
2. その中のKoboRoot.tgzをさらに解凍。
3. libnickel.so.1.0.0は、その中の、usr/local/Kobo/ にある。
あとはいつものように、
・kpg.confを用意
・kpg.exeは、version11のもので。
・kpg.confとlibnickel.so.1.0.0とkpg.exeを同じフォルダに置いて、kpg.exe実行。
・できあがったKoboRoot.tgzを、PCにつないだKoboの、".kobo"の中にコピーして、ケーブルを抜いて再起動。
以下のパッチは含まれていない。
・Remove system fonts in Reader list
・Cyrillic keyboard
・Allow download all in Browse
・Margins fine tuning
・Ignore book internal CSS stylesheet
・Ignore book TOC navpoints
(kpg.confの詳細については、以前のFW3.0.1用のサンプル参照)
このパッチは、Glo/Aura HDのFirmware 3.1.0 (d1b2f00933)用のものだが、
どういうわけか、Kobo AuraのFW3.1.0 (3ea9de6bf5)のlibnickel.so.1.0.0にも、エラーなくパッチがあたった。
コードネーム(footerのパッチに出てくる)はGloもAuraもなぜかphoenixだから、そこは問題ないにしても、libnickel.so.1.0.0が同じなのか?
できあがったKoboRoot.tgzをKobo Auraに適用してみたが、どうやらだいじょうぶそう。
というわけで、kpg.confのサンプル:
Auraでしか試していないが、元々Glo/Aura HDのFW用のパッチなので、Gloでもだいじょうぶなはず。
サンプル:
「kpg_conf_for_3.1.0」
追記:
どうもKoboに元から入っている「ドキュメント・デフォルト」とか「モリサワ・リュウミン」はフォントの詳細設定で、変更できないようだ。自分で追加したttfのフォントならOK。
以前、フォントがotfだとうまくいかないという話が出ていたが、そのせいか? 「ドキュメント・デフォルト」も「モリサワ・リュウミン」もotfだし。残念。
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