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2013年12月28日 (土)

Koboの本棚管理: Calibreのplugin、Kobo Touch Extended Driverの使い方

Koboの場合、和書でepubを利用する人はいないと思うが(ふつうkepub.epubだろう)、洋書ではepubを好む人も多い。kepubの上部余白が好きになれないからだ。(下の余白はパッチでなんとかなる。)

それで洋書はepubを使っていたのだが、辞書ウィンドウを出すときや消すときの動作が、epubではあきらかにkepubより遅い。ちょっと気になるくらい差があるので、洋書もkepubにすることに。

そこで、epubをkepubに変換しなくては、というわけで、やはりcalibreを利用。(Koboの重複本棚を消すときにも使った。)
calibreからKoboにepubを転送するだけで、kepubにしてくれる。その上、本を格納したいディレクトリも自動作成されるし、おまけに本棚まで自動的に作ってくれる。

やり方は、以下のクイック・ガイドを参照した。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=193184

まずはプラグイン(Kobo Touch Extended Driver)をダウンロード・インストール。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=211135から、
KoboTouchExtended.zip をダウンロード。

インストールは、calibreを起動したら、
メニューの「設定」->「高度な設定」->「プラグイン」をクリック
下の「ファイルからプラグインを読み込む」から、KoboTouchExtended.zipを指定。(解凍不要)

では、カスタマイズ開始
1. 「設定」->「インポート/エクスポート」->「デバイスに転送」
一番上の「書誌情報の管理」を「自動管理」か「転送時のみ」に変更。
「自動管理」が楽。calibreで本棚を変更した後、KoboをPCにつなぐだけで、変更が反映される。
それから、下のプラグインのカスタマイズに使う変数の一覧があるので見ておく。

2. 本を格納するディレクトリ(フォルダ)の指定
(1)「設定」->「高度な設定」->「プラグイン」と進み、
「デバイスインターフェイスプラグイン」脇の「+」マークをクリックして、「KoboTouchExtended」を探す。(もしくは上の検索欄を使う)
(2)「KoboTouchExtended」を選択したら、下の「プラグインをカスタマイズ」をクリックして、カスタマイズのウィンドウを出す。
(3)「サブディレクトリを使う」にチェックを入れる
「テンプレートを保存」の入力欄。これが本を格納するディレクトリ(フォルダ)の指定。たとえば、

{author}/{series}/{title} - {authors}   ("/"はディレクトリの区切り)

とすると、著者/シリーズ/の2つのディレクトリの下に「タイトル - 著者.kepub.epub」が格納される。
シリーズ/著者にしたかったら、{series}/{author}.....にすればいいし、出版社を入れたかったら、{publisher}をどこかに入れればいい。好きなように。

3. 本棚の自動作成
プラグインのカスタマイズの画面で(2の(1)と(2)の手順)、
(1)「ブックシェルフはKobo Touchのファームウェア・・・自動編集のためのタグタイプの列をしていください」の欄に、

author, series

と、たとえば入力して、

(2)「ブックシェルフを作成」にチェックを入れる

それで、calibreからKoboに本を転送すると、著者毎の本棚と、シリーズ毎の本棚ができていて、本も収納されている。

4. 自分独自の本棚を作成する
authorやseriesなどcalibreに備わっているもの以外に、独自の本棚を自動作成したい場合は、まずカスタム列の作成から。
(1)カスタム列の作成
「設定」->「インターフェース」->「表示列の追加」と進んだら、下の「カスタム列を追加」クリックして、「カスタム列の作成」に進む。
・クイック作成:「タグ」をクリック
・検索名: myshelves (好きなように。プラグインのカスタマイズの変数に使う)
・列名: My本棚 (好きなように。calibreでの表示用)
・列タイプ: 「(タグのような)カンマ区切りのテキストで、タグブラウザーの列で表示されます」を選択
で、「OK」クリック

(2)ふたたびプラグインのカスタマイズに戻る(2の(1)と(2)の手順)
「ブックシェルフはKobo Touchのファームウェア・・・自動編集のためのタグタイプの列を指定してください」の欄に、「My本棚」の変数myshelvesに#をつけて追加する

author, series, #myshelves

「OK」、「適用」として、設定画面を終了させる。

(3)本の書誌情報編集で、「My 本棚」欄に好きな本棚名を入力する
本棚を指定したい本を選択して、メニューの「書誌を編集」をクリックして、編集画面の「カスタム書誌情報」を選ぶ。すると、「My 本棚」の入力欄ができているので、たとえば、

洋書, SF

のように入力、「OK」の後、
この本をcalibreでKoboに転送(「デバイスに転送・メインメモリーに転送)すると、「洋書」と「SF」という本棚ができていて、この本が収納されている。

以上で、ひと通り説明終了。

和書でもだいじょうぶだが、calibreでは書誌情報が日本語だと、ファイル名はローマ字になる。とはいっても、calibreの操作、Koboの操作で直接ファイル名が現れることはない。作者とかタイトルとかすべて日本語表示で、実用上は問題ない。(cbzなどメタデータがないものは、ファイル名に頼るしかないかもしれない。)

あと、calibre付属のebookビューアーはepub3(縦書き日本語)に対応していない。ビューアーで日本語フォントが横になっていても、Koboではちゃんと表示されるので、あせらない。

CFWの自動本棚作成でやってしまうのが手っ取り早いが、もっと細かくやりたいならcalibreもあり。
もちろんcalibreはKindleにも対応している。

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