Koboの重複本棚、消しても同期でゾンビ復活する本棚に対処する方法
Koboの本棚、過去にCFW導入のためにファクトリー・リセットしたせいなのか、同じ本棚が複数できている。
なぜかKobo上の操作で削除できなかったり、削除しても同期すると、ゾンビのように復活したりして、ちょっと厄介。
SQLiteのデータベースをいじって対処しているのが、この記事。
http://cpad.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/kobo-d935.html
あるいは、楽天のカスタマー・サービスに連絡して、サーバー側の本棚を消してもらったとか、そういう人もいるらしい。
で、別の方法。ここを参考にした。
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=2711379&postcount=44
◎本棚の重複を削除
電子書籍管理ソフトのcalibreを使っているので、KoboUtilitiesというプラグインを利用。そいつで本棚の重複が解消できる。
1. まずプラグインのダウンロード
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=215339
から、KoboUtilities.zip(Version 1.5.0)を。
2. calibreにプラグインをインストール。
calibreを起動したら、「設定」->「プラグイン」->「ファイルからプラグインを読み込む」で、KoboUtilities.zip を指定。
カスタマイズが必要らしいので、「プラグインをカスタマイズ」をクリック、プルダウンのメニューから適当に選ぶ。(あとから変更可能なので適当で)
3. KoboをPCにつないで、calibreがデバイスを認識するのを待つ。
calibreのメニューアイコンKoboUtilities脇の▼マークから、「Database」->「Fix duplicate shelves」と進めばよい。
上のデータベースをいじって対処したという記事によると、データベースで本棚のIDが違っていても名前が同じだと、消せなくなるらしい。
とすると、重複本棚がなくなれば、あとは本棚を削除しても復活することはないはず。念のため、Koboで全部本棚を削除して、試しに空の本棚を一つ作って同期してみた。
すると、中に本が残っていた本棚だけは復活した。あとは新しく作った空の本棚だけ。
中に本が残っていた本棚も、本を削除してから本棚を削除したら、もう復活しなくなった。
ああ、すっきりした。
あと、サーバー側の本棚は無視して、いま手にしているKoboの本棚だけなんとかなればいい、というやり方。つまり、
◎本棚の同期を無効にする(上のmobilereadeの記事参照)
・KoboをPCにつないだら、.kobo/Kobo/Kobo eReader.conf を編集する。
その中に、[ApplicationPreferences] というセクションがあるので、
SyncShelves=false
という1行を追加する。場所は一番上でも下でも。
[ApplicationPreferences]
AIRPLANE_MODE=false
...
中略
...
showFirstTimeExperience=0
SyncShelves=false (<- 追加)
[Browser]
...
とか、こんな感じで。
Kobo eReader.conf の編集は、Unixの改行形式(LF)にできるエディタで。Windowsの改行形式ではダメだそうだ。
同期のたびに復活する本棚をサーバーに残しておくのは気持ち悪いが、一番手っ取り早いのはこれ。
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