Kobo フォントの悩み解決:フォントを太くして見やすくできたりするツール Kobo Patch Generator version10
フォント関連パッチ、version10リリース。
FW2.6.1, 2.8,1, 2.10.0, 3.0.0対応。
ダウンロードのリンクは、いつものmoblereadのここ。
今回のアップデートでは、新しいパッチも追加された。ただし、FW2.10.0と3.0.0のみ。
・kpg.exeのアップデート。小さなバグ修正。
・検索先のデフォルトをストアから、端末内のライブラリに変更。("Search in Library by default")
・書籍内部のCSSスタイルシートを無視する。("Ignore book internal CSS stylesheet")
本によってはフォントや行間が指定されていて、変更できないものがある。そういう本でも変更可能にする。和書はたぶん関係ない。そもそも行間や余白は和書では変えられない。洋書にはありがたい。)
・本のTable of Contents navipointを無視。("Ignore book TOC navpoints")
これはよくわからない。無視することで、つねに本の最初のページを開くとか(?)
(追記:はじめて開く本なのに、本の先頭ページを表示してくれない場合がある。それはTOCの命令によるもの。それを無効にして、最初のページから表示するためのパッチのようだ。)
kpg.conのサンプル。デフォルトからの変更は、
・Disable footer example これは"replace_ ...."の先頭に#をつけて無効にして、下のDecrease footer example for japanese"を有効に。(フッタを消去したい場合は、デフォルトのままで。)
・Decrease footer example フッタの幅、フォントを小さくして、日本語フォントの表示をまともにする。(Decrease footer example for Japaneseとして追加)
・Cyrillic keyboard = no ロシア語キーボード無効。
・Margins fine tuning = no これは必要なさそうなので。
サンプル:
2.10.0用 「kpg.conf_version10_for_2.10.0」
まだFW2.10.0を使っているので、未検証だが、
3.0.0用 「kpg.conf_version10_for_3.0.0」
やり方は今までと同じ。もしくは、上のリンク先のmobolereadの記事参照。
| 固定リンク
« ドイツ語多読本:Katja Reider / Ute Krause: Für meine Schwester / Für meinen Bruder | トップページ | ドイツ語書籍:Daniel Kehlmann: F »
「kobo」カテゴリの記事
- Kobo: (新)KSMなしでkoreaderを使う、ついでにランチャーも(2018.04.21)
- Kobo: 2018年新モデルはKobo Clara HD?(2018.04.02)
- Kobo: ランチャー用スクリプト、Pocketの行間、余白、フォント詳細設定有効化(2018.03.14)
- Kobo: 上下の余白をカットする(フルスクリーン・モードではなく通常モードで)(2016.10.23)
- Kobo: データベース用ランチャー更新、2018.01.23版(FW4.6.9995以降に対応)(2018.03.06)
コメント
いつもよい情報を伝えて頂いてありがとうございます。
今日Ver3.0に上げってPatchを適用してみることで来ました。
「Ignore book TOC navpoints」はページ移動する際に章(Chapter)を選べる機能があります。
この機能の非アクティブを意味することだと思います。(間違ったらごめんなさい)
投稿: semjei | 2013年11月21日 (木) 18時25分
「Ignore book TOC navpoints」は章の移動を無効にするものではないようです。少し調べました。
新しい本をはじめて開いたのに、本の最初(カバーか1ページ目)から表示されない場合がある。それはTOCの指示によるもので、「Ignore book TOC navpoints」はこのTOCの指示を無効にして、はじめて開く本は最初のページから表示するようにするらしいです。
投稿: soranoji | 2013年11月22日 (金) 20時23分