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2013年10月10日 (木)

新Kindle PaperwhiteとKobo Auraの比較はまだ見つからないなあ

詳しい比較が出てきそうなものだけど・・・。

http://allesebook.de/e-book-reader/neuer-kindle-paperwhite-hands-on-fragen-und-antworten-35371/
を見ると、なにやらディスプレイの拡大写真やらコントラストのグラフやらが見られる。

ざっとまとめると、コントラストは旧Paperwhiteより少しよくなった程度だが、E Ink Cartaの採用により反射率(でいいのか?)が8%アップ。その結果、ディスプレイ(文字の背景)がより明るくなって(SonyのReaderとの比較写真参照)、可読性がぐんとアップした、とのこと。
あと、ライトは旧Paperwhiteより黄色っぽくなり、ムラは目立たず、ほぼ完璧だ、と(写真参照)。
(1,2週間後にもっと詳しいレビューが出るそうだ)

同じallesebook.deのサイトには、Kobo Auraの詳しいレビューがすでにある。(写真やらYouTube動画やらグラフやらを見るだけでも。)
http://allesebook.de/testbericht/kobo-aura-34910/

おもしろいのは、Waveform Technologyとやらの解説。この技術で全画面リフレッシュを減らすらしいんだが、その代わりにKobo Auraの場合、ページをめくるごとに画面が一瞬ほの暗くなる。はっきりとした白黒反転ではないのは、インクの状態が全画面一度に変化するのではなく、波状に変化が広がっていくかららしい。この技術でゴーストは減っているとのこと。(ただ、Waveform Technologyとやらは新Kindle Paperwhiteでも採用されているはずだが、Kindleの場合は、ほの暗くなるってのはないみたい。)

あとは、ディスプレイの拡大写真。ここ
ダイヤ形の格子が一面に広がっているのが見える。ふつうの距離から見ると、気にならないらしいが、この格子のせいで、ディスプレイ全体が暗くみえるらしい。Kindle Paperwhiteとは逆だなあ。
Kinde Paperwhiteの拡大写真はここ

フォントのカスタマイズに関しては、前からKoboが上。
はじめからユーザーがフォントを追加できるように作られているし、行間や余白などもKindleより細かく調整できる。
その上、新Kindle Paperwhiteでは、USE_ALT_FONTSを使ったフォント追加のトリックは使えなくなったらしい。




ただ、Kobo Auraと比較してみたところで、Kobo Auraはまだ日本での発売は決まっていないんだけど。
ITmedia ebook userに出ていた、楽天Koboのインタビュー記事なんかを読むと、電子書籍専用端末の発売には積極的じゃないんだろうな、という感じ。

この記事の3ページ目、楽天の社長によると「端末を売らなければ黒字化できる」とか。あと、最近では専用端末利用者より、アプリユーザーが多く、7割を占めるとか。(タブレットやスマホで読めるのに、さらに専用端末を買うなんて、という人がほとんどなんだろう。)

こんな話を読むと、Kobo Auraを積極的に売りだそうという気はないんだろうという気がしてくるが、まあのんびり待ってみるほかないし。

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