ドイツ語多読本:Georffroy de Pennart: Rothütchen (Minimax)
Beltz & GelbergのMinimaxシリーズから。
Minimaxはソフトカバーの絵本シリーズ。元はハードカバーだったものを安くしたもの。値段は現在、一冊5,95ユーロ。ハードカバーの絵本は10ユーロは軽く超えるので、良心的な価格設定。
有名なところでは、Leo Leonniの絵本が何冊もこのシリーズに収録されている。
いまどき頭巾はないだろうということなのか、赤ずきん(Rotkäppchen)ならぬ、赤帽子ちゃん(Rothütchen)。パロディ。
Geoffroy Pennart: Rothütchen
673語
アマゾンにはないようだ。紀伊国屋では買える。。ここ
「おばあちゃんのところにケーキとマーマレードを持って行ってくれる? でも、森の中は・・・」
「わかってる、わかってる。その話知ってるから、オオカミでしょ」
なんて会話の後、森の脇の道を通って行くRothütchen。ところがそこにオオカミが眠っている。なぜかトランペットを吹いてオオカミを起こしてしまうRothütchen。オオカミなわけがない、犬だと思い込んでいる。それで、起こしたお詫びにケーキを一つあげて、おばあさんの家に急ぐ。
オオカミのほうは、突然起こされた上に、オレはオオカミだと言っているのに、まるで話を聞かないRothütchenに腹を立て、食ってやろうと後を追う。ところが・・・・。
あとはもう意表をつく展開。読んでのお楽しみ。
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