ドイツ語多読本:Collin McMahon: Lucas und Skotti - Knalltüten im Anmarsch
Comic-Romanとあるが、物語にときおりコミック的なイラストが入ると思っておいたほうがいい。それでも、絵の部分はただのイラストというよりは、コミック。
対象は10歳以上の児童書で、ちょっと若者言葉的な表現が多いので、外国人向けドイツ語学習者向け読み物(Hueber社のやつとか)しか読んでいない人には、たぶん少しむずかしめ。難易度や語彙の調整をしている外国人学習者向け読み物ではなく、ドイツの絵本・児童書に慣れていれば、だいじょうぶかもしれない。
イラストは前にコミックを紹介したUlf K.。児童書なので、もちろん子供向けの絵。
Collin McMahon/Ulf K.: Lucas und Skotti – Knalltüten im Anmarsch
9200語
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新学期初日。Lucasがターザンの夢から変な音で目覚めると、それは休暇中まったく鳴ることもなかった目覚まし時計。重いカバンを背負って、ダサいアヒルのイラスト付きのヘルメットをかぶって、自転車で学校へ行ってみると、教室の後ろのいい席はもう取られていて、「クール」なグループの仲間入りは果たせない。それどころか、ガリ勉オタクのFloの隣に座ることに・・・。
それで、Floにつきまとわれるは、クラスのみんなからFlo仲間と思われるはで、さんざんな目に合うが、それでもなんとか、ヒーローになって目立ちたいと、いろいろ考えるLucas。
思いついたのが、学校のマスコット的な「クール」なキャラクターを作ること。これでみんなから、かっこいいと思われるはず、とばかりに、いろいろ描いてみる。それで、通販で買った変なペン(Tintenfischを水に入れ、ペンをそこに一晩浸しておく)を使ってみると、なぜかすらすらと描けてしまう。それで出来上がったのマスコットがSkotti。
そのSkotti、なぜか紙から飛び出して動きまわる。それで学校は大騒ぎ・・・。そして、意図した形ではないにせよ、Lucasは最後はヒーローに・・・・。
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