ドイツ語多読本:Ulrike Schweikert: Das Reich der Finsternis - Verwunschen: Band 1
コボルトとかノームとかエルフとかが出てくる、タイトルが「闇の国」みたいな感じだから、ちょっと不気味な話。10歳以上対象の児童書。
日本のアマゾン、Koboで買える。どっちが安いかは本によって違うようだが、クーポンの割引きでKoboから買った。Kobo版はここ。
Ulrike Schweikert: Das Reich der Finsternis - Verwunschen: Band 1
30000語
生い茂る草むらから顔を出しているノームかなにか、この表紙からして、人間と妖精の心温まる交流みたいな話ではないことは予想できるはず。
休暇をアイルランドのおばあちゃんのところで過ごすためにやってきた、ふたごのPatrickとMona。到着早々から不吉な出来事。ドアを開けると、いきなり、おばあちゃんが怪我をして倒れている。実はドアを開ける前にも、何者かに頭や足を叩かれてたりしていて、妙な気配はあった・・・・。
そこに住んでみるとまた、物が棚から落ちるとか、そこに妙な足跡が残っているとか、妙なことがありつつも、ふたりは、なぜかおばちゃんの家の敷地内で暮らしている女の子のKylahと知り合う。Kylahの家族が何者で、どうしてここにいるのかもよくわからないのだが、それでも仲良くなる。
で、家の中の妙な出来事がひどくなる。怖くなったふたりは、それでもKylahのいたずらだろうなんて合理的な説明に逃れようとするものの、妙な出来事のあとに残されていた手紙のようなものを見ると、Kylahの様子が一変する。これは「目に見えない者たち」からの宣戦布告だ・・・。
「目に見えない者たち」って何なんだってことになって、Kylahは説明する。ノームとかエルフとかは普通の人には見えない。でも、自分には見える。それは地下洞窟の迷宮にある泉の水を飲んだからだ。というわけで、何も悪いことはしていないのに戦争を宣言されるなんて、納得できないし、とにかくエルフたちと話をしてみようということになる。それでKylahの道案内で泉を目指して、地下の洞窟に入っていく・・・。
こんな感じで、謎に引っ張られてどんどん先を読んでいきたくなる。
第1巻ですべての謎が解明されてはいない。次巻に続く。
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