ドイツ語多読本:Erhard Dietl: Die Olchis auf Geburtstagsreise
7、8歳向け児童書といっても、語数は15000語から30000語くらいあったりする。今回は語数少なめのを。
ゴミ捨て場に住むOlchiという怪物の話。これはOetinger社から出ているシリーズで、さらに読書入門用にレベル分けされたものなので、語数が少なめ。
電子書籍版のほうが安い(€2,99、付加価値税かからないので、350円しない)ので、ebookで。いつものように日本のアマゾン、Koboストアでは売っていないので、ドイツのネット書店から、Koboで読めるepub版。
Erhard Dietl: Die Olchis auf Geburtstagsreisebr>
4300語
紙の本はこちら
Die Olchis auf Geburtstagsreise
ゴミやらガラクタやら廃棄物を食べて生きるOlchiたち。汚いもの、臭いもの、腐ったものが大好き。怪力で、三本の角で音を聞き、口はガラスでも鉄でも石でも砕く。でも、きれいなところ、整理整頓されたところにいると、気分が悪くなる。
思い立ったが吉日、いや、思い立ったが誕生日、きょうが誕生日だと思えば誕生日なのだ、とOlchiおじいちゃん、家族でお祝いの旅行に出かけようということになる。
表紙に見えるOlchiドラゴンの背に乗って出発、まずは城の廃墟。そこには幽霊がいて・・・。
(ドイツの絵本でよく見るが、あちらの幽霊は白いシーツみたいなのを頭からかぶったような姿で、鎖をじゃらじゃら引きずっていたりする。そういうものらしい)
次に向かうはパリ。エッフェル塔で一騒ぎ。塔の鉄材を曲げたり、食べたり、そして・・・。
そして、ピサの斜塔へ。今度は逆に・・・・。
そんなドタバタを愉快に描く物語。
ゴミ捨て場に住む変な生き物だが、ある意味子供にとってはあこがれかも。部屋の掃除しろ、とか言われるのは嫌じゃないですか。
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