ドイツ語多読本:Philip Waechterの絵本 その4
共著、もしくはイラストのみ、Philip Waechterが担当したものと思われる絵本。
Die kniffligsten Fälle von Meisterdetektiv Rattiko 2236語
名探偵Rattikoが難事件を解決。3話収録。
サーカスで手品に使うウサギが消えた話、ゲームのカードがなくなった話に、縫いぐるみの虎が消えた話。集音装置や臭い探知機など、探偵道具を駆使して事件を解決するというのが売りどころらしい。なぜか最後に必ず記念写真を取るRattiko。
イラストの感じはコミックっぽいが、文章はたっぷり目。
Schaf ahoi 1052語
心配性のお母さんのために、他の羊たちからバカにされているBerthold。引き潮で島が陸地とつながるときに、陸地へ行こうとする羊たち。危ないので行かないBerthold。羊飼いのおじさん、羊を数えていると眠ってしまうので、そこを狙って陸地に向かう羊たちだが、潮が戻ってきて戻れなくなってしまう。そこでBertholdの救出作戦が始まる・・・・。
Was war zuerst da? 1547語
ニワトリが先かタマゴが先か、この問を解くためにニワトリ小屋を飛び出す若い雌鶏の話。
日本語だと「ニワトリ」なのでわからないが、Henne(雌鶏)かEi(タマゴ)か?
道で出会った雄鶏は、「Hahn(雄鶏)が先。だから問いがおかしいんだ」などとほざくが、タマゴを生むのは雌鶏だから、雄鶏は関係ないと聞き流しつつも、仲良くなって、タマゴを産んで、さて、出た答えは・・・? で、タマゴからかえったヒナがまた、ニワトリかタマゴか問題を蒸し返すのだった。ヒナからすると、先なのはどう考えても・・・。
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