Kob FW 2.8.1 ちょっと興味本位で試す
だめなら戻せばいいということで、Koboのファームウェアを2.8.1にしてみる。
無理にアップデートする必要はなくて、ただの興味。
CFW必須な人には関係のない話。
北米では来月にもKoboの新モデル発売かなんて記事もあるようだし、それに伴うファームウェアのヴァージョンアップだろうか。6インチなので、Gloの後継機?
そもそもこれ、日本で発売されるのだろうか?
スクリーンショットはここで見られる。2.6.0と見た目はたいして変わらないか。
ファームはここから入手。"Italics fixed!"なんて書かれているから、洋書には重要なバグ・フィックスがあったのかもしれない。
アップデートの方法 ・kobo-update-2.8.1.zipを解凍 ・KoboをPCにつないで.解凍してできたものを全部、Koboのシステムフォルダの.koboにコピー ・再起動
で、アップデートしてみての印象。
・反応が速くなったという声もあるようだが、ページをめくってみた感覚では、まだKindle paperwhiteには劣ると思う。辞書のLookupウィンドウの立ち上がりはあきらかに遅い。洋書メインなので、やはり辞書の使い心地は大切。
・起動は速くなったような気がする。
・2.6.0との大きな違いは、ライブラリ(「本」とか「本棚」)のページ移動。これまでのディスプレイ下の矢印スライダーはなくなって、上下左右のスワイプで行うようになった。これはよいと思う。本を読んでいるときのページめくりと同じ感覚で操作できるから。Lookupの辞書ウィンドウもスワイプでページ移動になった。
・マンガや自炊本についてはよくわからない。未検証。
・前にもどこかで書いたが、モリサワのフォント、もっと太めのに変更してくれないかな。モリサワのリュウミンは、いくつもウェイトがあるはずなんだから、少し太いものに変更するだけだろうに。モリサワにしたって、あんな読みにくい状態で使われて、評判落としてるとは思わないのかな。
(ファームを変更してフォントを太くする方法が見つかった。ここに書いた。)
とりあえずはこんなところ。
興味は、Kindleとの使い心地の差だったけれども、まだKindleのほうが上だろうと思う。もう少し頑張ってほしいな。それともハードウェアの差で、どうしようもないのか? 日本で発売されるのかどうかわからないが、新モデルの性能はどうなんだろう。
ドイツ語の本の場合、ドイツのアマゾンからKindle版が買えない以上、epub版を買うしか入手できない本が山ほどある。だから、Koboには頑張ってほしいのだ。KindleがDRMつきのepubに対応するなんてことはないだろうし。
CFW+本棚アイコンの環境を手放してしまったが、さて、戻すべきか。
もう少し使ってみてからでもいいか。
| 固定リンク
« ドイツ語多読本:John Boyne: Der Junge im gestreiften Pyjama / Der Junge mit dem Herz aus Holz | トップページ | ドイツ語多読本:Philip Waechterの絵本 その4 »
「kobo」カテゴリの記事
- 2022年新モデル Kobo Clara 2E 新リーク情報(2022.08.08)
- 2022年 新モデルはKobo Clara 2E のようだ(2022.08.05)
- Kobo: アップデート 4.32.19501(2022.04.16)
- Kobo Sage:バッテリー消費とkoreaderの対策(2022.04.19)
コメント