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2013年6月20日 (木)

ドイツ語書籍:Olver Dierssen: Fledermausland

2010年Deutscher Phantastik Preis 、カテゴリーはドイツ国内ベスト・デビュー長編第1位の作品。

まあ、ヴァンパイアもの?
ファンタジーというか、反ファンタジーというか。ラストの盛り上がりの裁判シーン、主人公が愛を貫く感動場面だが、その舞台は都会の片隅のあやしげなピープショーの舞台の上だったりする、そんなファンタジーとは真逆の、コミカルな面を強く押し出した話。

Oliver Dierssen: Fledermausland

87000語

Sebastian、21歳は、Hannoverで大学に行っていると両親に嘘をついて、仕送りをもらいつつ、アジアン・ショップでバイトをして食いつないでいる。憧れの女性Kimが最近彼氏と別れたと聞いて、チャンスがめぐってきたと思っている。

そんなある日、コウモリが部屋に侵入。助けを求めて、消防署やらいろんなところに電話をかけては断られるというドタバタを演じた後、MADと称する救助員に助けられる。そこから奇妙なことが起こり始める。

念願のKimとのデートで出かけた映画館のトイレで、吸血鬼と称する男に襲われて、逆に仲良くなったり、ドモヴォーイ(東欧の家の精みたいなもの?)と称する男に部屋に居座られたり・・・・。
そして、Kimが突然、もう会うのはやめようと言い出し、姿を消し、Sebastian自身もおかしな連中に襲われたり。それで、Sebastianも、どうやら現実とは別の世界の何かに足を踏み入れてしまったらしいことに気づきはじめる・・・。

さて、Kimとの恋の行方は?的な興味を維持しつつも、Hannoverの町を舞台に、吸血鬼やらドワーフやらとSebastianの織りなす猥雑で滑稽な物語。

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