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2013年6月14日 (金)

Kobo FW 2.6.0にしてみる、Kindleとちょっと比較

読むのは洋書メインだし、日本語関係の不具合は気にしないことにして、FWをアップデートしてみた。

2.6.0対応のCFWはまだリリースされていないが、2chを見るかぎりでは、まるで動きがないわけでもなさそうなので、気長に期待して待つことにした。

アップデートは、CFW0.95がインストールされたままの状態で、Kobo本体で「同期」して、アップデート。途中でフリーズすることもなく、終了。

アップデートしたのは、表示速度、タッチの反応速度がよくなったのかどうかが、知りたかったから。
この点はKindleのほうが上だし(マンガや画像は知らない)、長タップして辞書が立ち上がるまでの時間もKoboは長い。
だから、どうしてもKoboよりKindleで読みたくなる。辞書もいいし。

結果:
・起動時間は短縮された感じ。
・起動後、ホーム画面で本をタップしてからページが表示されるまでの、あのバカみたいに長い時間は少しは短縮された気がする。(といってもKindleのほうがずっとはやい。)
・ページの切り替わり速度・タッチの反応速度は少しは上がったような気もしなくないという程度。Kindleにはおよばない。辞書表示のスピードも同じ。
・フロントライトの明るさは前より細かく設定できるようになった気がする。
・海外では、2.5.0のときにカスタム辞書が使えないということがあったようだが、2.6.0では大丈夫だった。

というわけで、ほんの少し快適になったかな、という程度。

CFWの追加機能を手放したくない人は、アップデートしないという選択もありだろうと思うが、ストアから本を買ったら、アップデートされてしまうのか?
洋書はAdobe Digitaleditions経由で本を追加しているので、そのあたりのことはよくわからない。WiFiもふだん切っているし。


Kindleと比べてKoboがイマイチだなと思うのは、まず起動が遅いところ。あからさまにOSを立ち上げているのが見え見え。あと、PCにつないで本を追加した後、「コンテンツを処理しています・・・」とかいって、人を待たせるところも洗練されているとは言いがたい。

Kindleは購入後初回の起動、あとは明示的に再起動したときにしか、ブートしていないんじゃなかろうか。スリープからの復帰でなくても、スイッチを入れると、すぐページが表示されるから。(代わりに再起動はけっこう時間がかかる。)

なので、Kindleはスイッチを入れると、前に読んでいた本のページが表示されるが、Koboは起動し直しなので、毎回ホーム画面から本を選び直さないといけいない。これもKindleユーザからすると、なんでこんな面倒なことをさせるのか、と思う。
スイッチ・オフではなく、スリープを使えってこと?

それでも、KoboがKindleに勝っているのは、前にも書いたが、日本のアマゾン、Koboストアでは売っていないebookでも、ドイツのネット書店から買えば読める、というところ。

日本のアマゾンもKoboストアもドイツ語の書籍は品揃えはよくない。だから、いつもドイツのebook.deなどで売っているepubを買う。これはKindleでは読めないが、Koboでは読める。

本当はドイツのアマゾンから買えれば一番いいのだが、それができない。amazon.comへ行ってくれ、と言われるだけ。で、amazon.comへ行くと、その本は売っていない。見事な連携プレイ。

というわけで、Koboにはもう少しがんばってほしいわけなのだった。

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