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2013年5月16日 (木)

ドイツ語多読本:Timo Parvela: Ella in der zweiten Klasse

Ellaシリーズの2作目。
小学2年生に上がったEllaたち。クラスの顔ぶれは同じ。

Ella in der zweiten Klasse
Ella_zweiten

19000語

前作と同じく3話収録
第一話
 前作でもお馬鹿ぶりで大活躍だったPekkaが、新学期早々またおかしなことを言い出す。どうしてここは大学じゃないのか、と。でも、それには訳があって、それを聞いたEllaはPekkaに恋する・・・。
 話は学校対抗オリンピック大会。競技は料理、袋跳び競争(上の表紙画像で先生がやっているやつ)と詩の朗読。まずは代表選手選び、それから大会当日と、ドタバタと笑いで大騒ぎなのは、前作同様。学校行事のたびにため息をつく担任の先生も、大会が始まってしまえば、ちょっと悪乗り気味。今回は校長先生まで加わって、拍車をかける。
 そして、最後に明かされる驚愕の事実、さらにEllaの恋の行方は?

第二話
 転校生Ramboがやって来る。Ramboは無愛想なだけではなく、すぐ人を殴り倒したり、噛みついたり。それもクラス全員、先生にも。ところがPekkaにだけは手を出さない。先生はもう両親に話をするしかないということで、学校で三者面談。Ellaたちは部屋に隠れて、その様子をうかがったりする。
 で、一冊目で先生の脅迫事件をでっち上げたように、Ellaたちの想像はRambo宇宙人説に傾いていく。そうなると、Ramboが唯一ちょっかいを出さないPekkaも宇宙人、Pekkaが宇宙人なら・・・と、学校全体が宇宙人に支配されていることに。

第三話
 学校お泊り会。もちろん担任の先生はそんな行事はやりたくない。大変なことが目に見えているからだ。だから、やらないぞ、とEllaたちに宣言。「学校お泊り会」という言葉さえ聞きたくない。その言葉を耳にするたびに耳をふさいで「ついてない男」の歌を歌う・・・。それをどこでも誰の前でもやるものだから、もうどっちが子供だ、という感じ。
 でも、けっきょくそれは悪あがき、学校お泊り会はやることになる・・・。

今回も笑いがたくさん。

日本のアマゾンにKindle版はない。(ドイツのアマゾンには当然があるが、日本からは買えない仕組み。ほんと、うんざり。)だから、Koboで読めるepub版。紙の本はこちら→amazon.co.jp

 

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