Kindle paperwhite アップデート 5.3.5 辞書改良、フォント追加もこれまで通りOK
アップデートで気になるのは、追加したフォントが使えるかどうか。例のやり方はアマゾンが認めた公式の方法ではないし、ファームが変更されれば、いつできなくなっても仕方がない。なので、事前にちょっと調べたりする。
で、5.3.5でもフォント追加のトリックは通用するという情報を見つけたので、アップデートしてみた。
追加フォントも無事使えた。うまくいかなかったら、再起動してみるといいらしい(電源スイッチのOn/Offではなくて、ちゃんとメニューから再起動を選ぶこと)。
あと、辞書の表示が改良された。
単語の説明が、ルックアップのウィンドウ(表現正しい?)にすべて表示されるようになった。
これまではウィンドウの範囲の外にあるところは、「全文表示」をタップして、辞書そのものへ移動しなければならなかった。
アップデート後は、ウィンドウ内でスクロールできるようになったので、説明がその場で全部読める。
以前の「全文表示」と違って、表示されるのは長押しした単語の説明のみ。
「全文表示」的に辞書そのものに移動して読むには、ルックアップのウィンドウの下の「ハイライト」の横、「もっと」(?)をタップして、さらに「辞書」を選択する。なので、一つ手間が増える。
Kindle3(今のKindle Keyboard)の辞書の表示は、2行か3行しかなかったので、その頃に比べたら、かなりの進歩。
実は、Koboの辞書ではすでに、単語の説明はルックアップのウィンドウにすべて表示されるようになっている(スクロールではなく、矢印をタップして進んだり、戻ったりする)。だから、ようやくKindleもKoboに追いついたと言えなくもない。
だが、Koboでは辞書そのものに移動して(もしくは辞書を本のように開いて)、辞書のページをめくるということができない。したがってまた、辞書を開いて、その中の単語をさらにルックアップ、なんてKindleでは当たり前の芸当もできない。
というわけで、さらにKindleは使いやすくなったという話。
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