ドイツ語多読本:Hueber社Leichte Literatur、古典編
外国人のドイツ語学習者向けの読み物。児童書に抵抗がある人はいいかも。
といっても、学習者向けに学者が考える基本単語に限定されている文章ばかり読むのもちょっと問題。ドイツ人が日常使う表現が容赦なく出てくる、ネイティブの子供向けの児童書も読んでおくべきなのは言うまでもない。
HueberのLeichte Literaturというシリーズから。安いので電子書籍版で。いつものように日本のアマゾンでは売っていないので、epub版。朗読音声も欲しい場合は、CD付きの紙版を買ったほうがいい。
DRMなしの電子書籍。mobiに変換可能なので、Kindleでも読める。
Fräulein Else
5510語。シュニッツラー作。
これは知らない人が多そうなので、少し解説。時代は1920年代。20歳のElseはアルプスのホテルに滞在中、ウィーンの母親から電報を受け取る。父親が株で失敗したので、同じホテルにいる父親の友人から金を借りてくれ、と。で、その男から金を借りる代わりに、自分の裸を見せなければならないと思ってしまったElseの妄想、錯乱が爆発する・・・という話。
Faust
3558語。ゲーテの『ファウスト』第1部。
原作通り戯曲の形になっている。
Siegfrieds Tod
4803語。ニーベルンゲンと言えばわかるか。ジークフリートの死。
Bergkristall
未読。
シュティフターの「水晶」。翻訳があるので知りたい人は探して。
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