ドイツの電子書籍について
前回、amazon.co.jpのドイツ語電子書籍に品揃えに不満なら、ドイツのサイトからepubの本を買って読めばいい、という話をしたが、その続き。
買った本をKoboに転送するには、Adobe Digital Editionsというソフトが必要。Adobeのサイトへ行って、PCにダウンロード・インストールする。あとは指示に従って、Adobe IDを取得し、USBケーブルでKoboをPCにつないだら、「デバイスを承認するか」というようなメッセージが現れるので、当然、承認する。で、Koboに転送したい本をドラッグ&ドロップ。(Adobe Digital Editionsを介さずに、単に本をKoboにコピーしてもだめ。)
もちろんKoboのような専用端末がなくても、電子書籍は読める。PCならAdobe Digtal Editionsで読める。ebook.deでは、PC、Mac、IPhone/iPad、Androidそれぞれにアプリが用意されている。それで本の購入やデバイス間の同期も取れる。(Androidタブレットで確認した。残念なことに辞書はない。この点、辞書を無料で使えるようにしたamazonはすごい。)
それから、ドイツのサイトの価格表示。"inkl. MwSt."とあるのは「税込」みたいな意味。たしか「付加価値税」というもので、電子書籍の場合、税率は19%。で、日本から買うと、なぜか税がかからない。Webの表示価格より請求金額がいつも少なくて、なぜだろうと明細をよく見たら、税が課されていないのだった。
(追記:2013.2.27の確認では、税込価格での購入になっていた。残念。)
(追記:2013.3.5の確認。やはり税抜き価格で買えた。これまでずっと税抜き価格で買えていたので、2.27は何かの手違いだろうと推測)
ただ、ドイツの書籍は固定価格で、割引やバーゲンは期待できないようだ。
とはいっても、昔は洋書といえば、届くまで何週間も待ち、送料や書店に払う手数料がかかるものだった。電子書籍なら買ったらその場で読めるし、定価で買える、というか、ドイツ本国より税の分だけ安く手に入ったりする。専用端末の購入に8000円くらい払ったって、損した気分にはならない。
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