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2013年2月13日 (水)

Koboのモリサワ リュウミンは宝の持ち腐れ

(ファームウェアでフォントを太く見せる方法が見つかった。ここに書いた。正式ファームでもさっさと実装して欲しい。そんなにむずかしいことでもないんだったらさ。)

Koboはモリサワのリュウミンという定評のあるきれいなフォントを採用していながら、線が細くて読みにくい。もったいない話だ。

モリサワのリュウミンは8つもウェイト(太さ)がそろっているのだから、もっと見やすいものを選べなかったのかと思う。

モリサワ リュウミンファミリーの8書体

Koboで使われているのは、おそらくこの中の細い方から三番目、レギュラーより一つ太いM(Medium)だと推測。Kindle paperwhiteの場合も、Kindle for Androidで使われているフォント(TBMinchoMedium_213.ttf)から推測して、Mediumのフォントを使っているのでなかろうか。KoboもKindleもレギュラーより太いフォントを採用してはいるが、それでもまだ見にくい。

Kindleの場合はよくわからないが、Koboの場合、モリサワ リュウミンをより太いフォントに変えるだけで済むはずだから、ファームウェアのアップデートで対応してくれないものだろうか? そうすれば、本来その太さでデザインされていないフォントを無理やり太らせる、なんてことはしなくて済む。

太くしたフォントを自分で入れて使っている人がみんなで要望を出したら、楽天も動くだろうか?

KoKinMincho Light、少し変えました。縦棒を少し細く、その代わり横棒を少し太くしました。濃くて太い文字がずらーっと並んでいると、見た目がうるさく、圧迫感があって、かえって見にくくなるもの。それで細めのも用意しているわけです。

KoKinMincho-Light_v0.2 ダウンロード

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