2018年4月21日 (土)

Kobo: (新)KSMなしでkoreaderを使う、ついでにランチャーも

KSMなしでkoreaderを起動する方法を再び。

以前の記事
で紹介したオリジナルのfmonはいろいろ面倒で、問題が起きやすいので、別ビルドの新しいfmonに変更する。また、もう一つの起動ツールであるKFMonもアップデートされた。そこで、これを機にあらためて導入方法を。fmonは設定の仕方が少し変わる。

また、ランチャーも古いオリジナルのfmonは捨てて、新しいfmonかKFMonにしたほうがよさそう。移行したらgloHDのランチャー画面の回転問題も生じないようだ。なので、ランチャーを新fmonまたはKFMonに移行する方法も説明する。

◎必要なもの
fmon-0.3.1もしくはKFMon-v0.9.6
○koreader(最新版はここ
 ただし、KFMonを使いたい場合は、今のところnightly buildsのkoreader-v2015.11-1667以降にすること。
○koboのFWは4.7以降であることが条件(KFMon、また、ランチャー利用の場合)

*KFMonはkoreader終了からnickelを起動できない問題がようやく解決された。いちいち端末を再起動しなくても、nickelのホーム画面に戻れるようになった。だが、今回のアップデートで、udevを使うのをやめて、fmonと同じように/etc/init.d/on-animator.shでkfmonを起動するように仕様が変わった。つまり、ファームフェアのアップデートのたびにon-animator.shが上書きされるので、いちいち戻してやらなければならなくなった。バグ修正の代償・・・。でもまあ、fmonと条件は同じになっただけとも言える。


◎前準備
以前の記事で紹介したオリジナルのfmonでkoreaderを起動している場合、もしくは、ランチャーを使っている場合は、まず
1) fmonを止める
 kobo端末の".kobo"フォルダ内のon_start.shをリネームするか削除。その後、端末を電源オフで再起動。さらに、
2) インストール済みのkoreaderのアイコン画像(koreader.png)を削除しておく
 koreader.pngを端末のタップ操作で削除。念のため端末を再起動。画像がなくなっているのを確認。

では、koreaderのインストール手順。
たぶん一番簡単なKFMonでkoreaderを動かす方法から。


◎KFMon編
上の前準備を済ませてから

1) KFMonインストール
KFMon-0.9.6.zipをPCにつないだkobo端末に解凍する
端末(ドライブの一番上)に
 "koreader.png"
 "adds"フォルダとその中のファイル
さらに
 ".kobo"フォルダ内にKoboRoot.tgz
ができていることを確認。

2) koreaderインストール
ダウンロードしたkoreader-kobo-arm-kobo-linux-gnueabihf-xxxx.zip(v2015.11-1667以降をかならず使うこと)を、PCの適当な場所に解凍。
解凍して出てきたkoreaderフォルダをまるごと、kobo端末の".adds"フォルダ内にコピー。

3) USB接続を解除
すると、koreader.pngの処理(「コンテンツを処理しています・・・」の表示)の後、再起動する。

これでおしまい。むずかしいことは何もないはず。
koreaderのアイコン画像をタップすれば、koreaderが起動する。KSMより単純。

*FWをアップデートしたら、もう一度KFMon-0.9.6.zipをkobo端末(ドライブの一番上)に解凍・再起動すること。FWのアップデートでon-animator.shが上書きされてしまい、kfmonが起動しなくなるので。


◎fmon編
上の前準備を済ませてから。
すでにfmonでkoreaderを動かしている場合は、新ビルドのfmonではkoreaderのインストール場所が変わる(.koboフォルダ内ではなく、.addsフォルダになる)ので注意。新規インストールになる。

1) fmonインストール
fmon-0.3.1.zipを、PCにつないだkobo端末に解凍する
端末内に(ドライブの一番上)に
 ".adds"フォルダとその中に"fmon"フォルダ
 ".kobo"フォルダにKoboRoot.tgz
ができていることを確認。
USB接続を解除してケーブルを抜くと、端末が再起動する。
(再起動しない場合は、上のフォルダ、ファイルができているか再確認を)

2) koreaderインストール
ダウンロードしたkoreader-kobo-arm-kobo-linux-gnueabihf-v2015.11-xxxx.zipをPCの適当な場所に解凍。
解凍して出てきたkoreaderフォルダをまるごと、kobo端末の".adds"フォルダ内にコピー。
旧fmonでkoreaderを使っていた人は、defaults.persistent.luaや辞書など自分で追加または変更したファイルを、新しい.adds/koreaderに移しておく。

3) fmon用にkoreaderのアイコン画像を配置する
・kobo端末にiconsという名前のフォルダを作る(ドライブの一番上)
・koreader-kobo-arm-xxxxx.zipを解凍して出てきたkoreader.pngを、そのiconsフォルダにコピー
・USBケーブルを抜くと、koreader.pngの処理が行われる(「コンテンツを処理しています・・・」の表示が出る)

4) 端末の電源オフで再起動する

これでおしまい。
オリジナルの旧fmonで動かしていたkoreader(".kobo"フォルダ内のkoreader)、".kobo"フォルダ内のfmonは削除してよい。

*FWをアップデートしたら、もう一度fmon-0.3.1.zipをkobo端末(ドライブの一番上)に解凍・再起動すること。FWのアップデートでon-animator.shが上書きされてしまい、fmonが起動しなくなるので。
また、iconsフォルダ内のアイコン画像を変更したい場合は、上書きしないこと。画像を端末のタップ操作でまず削除してから、アイコン画像を追加する。

念のため言っておくが、fmonとKFMonは共存できない。on-animator.shを触れば、なんとかなるかもしれないが、やめておいたほうがいいだろう。

以上で、koreaderについてはおしまい。


--

以下は、ランチャーをすでに使っている、あるいはkoreaderの他にランチャーもインストールしたい人向けの解説。

◎ランチャーを新ビルドのfmon、またはKFMonに移行する
新fmon、KFMonをインストールすると、ランチャーは起動しなくなる。再設定が必要になる。
少し手間だが、不安定なオリジナルのfmonは捨てて、新しいfmonかKFMonに移行したほうがいいと思う。gloHDで起きていた画面の回転問題も生じない。

元々ランチャーはfmonを使っているので、新fmonの方から。

○新fmon導入編
fmonの起動ファイルが変わり、アイコン画像の置き場所など設定方法も変わる。
上記の新fmonでkoreaderを導入済み場合は、下の 1)と 2)は済んでいる。3)から読めばよい。

1) 旧fmonを止める
 kobo端末の".kobo"フォルダ内のon_start.shをリネームするか削除。その後、端末を電源オフで再起動。

2) fmonインストール
fmon-0.3.1.zipを、PCにつないだkobo端末に解凍する
端末内に(ドライブの一番上)に
 ".adds"フォルダとその中に"fmon"フォルダ
 ".kobo"フォルダにKoboRoot.tgz
ができていることを確認。
USB接続を解除してケーブルを抜くと、端末が再起動する。
(再起動しない場合は、上のフォルダ、ファイルができているか再確認を)

3) ランチャーのアイコン画像を指定の位置に配置
・kobo端末に icons という名前のフォルダを作る(ドライブの一番上)
・インストール済みのランチャーのアイコン画像(000_db_scripts.png)を icons フォルダ内にコピーして、db_launcher.pngにファイル名を変更(かならずこのファイル名にすること)

4) ランチャーの起動スクリプトを指定の場所に配置
・端末の".adds"フォルダ内に db_launcher という名前のフォルダを作成
・端末の".kobo/db_scriptsフォルダ内にある db_launcher.sh をこの".adds/db_launcher"フォルダにコピー

5) ランチャーのnickel起動ファイル(run_nickel.sh)では起動しなくなる。修正して使ってもいいが、本家ランチャーの作者さんによると、もうrun_nickel.shはメンテしていないとのこと。なので、より新しいkoreaderのnickel起動ファイルに差し替えることにする。
・koreaderをインストールしている場合
端末の.adds/koreader/nickel.shを、.kobo/vlasovsoft/フォルダにコピーして、run_nickel.shにリネーム。
・koreaderをインストールしていない場合
koreader-v2015.11-1667以降をここからダウンロードして、適当な場所に解凍。
koreaderフォルダ内のnickel.shを、.kobo/vlasovsoft/フォルダにコピーして、run_nickel.shにリネーム。

6) 端末を再起動
USB接続を解除して、ケーブルを抜くと、「コンテンツを処理しています・・・」(アイコン画像の処理)画面の後、ホーム画面に戻るので、電源オフで再起動。



○KFMon導入編
上記のやり方でKFMonでkoreaderを導入済みで、さらにランチャーも使いたい場合、または、単にランチャーをfmonからKFMonに移行したい場合の設定方法。
KFMonでkoreaderをインストール済みの人は、下の 1) と 2) はすでに終わっているので、3)から読めばよい。

1) fmonを止める
 kobo端末の".kobo"フォルダ内のon_start.shをリネームするか削除。その後、端末を電源オフで再起動。

2) KFMonインストール
KFMon-0.9.6.zipをPCにつないだkobo端末に解凍する
端末(ドライブの一番上)に
 "koreader.png"
 "adds"フォルダとその中のファイル
さらに
 ".kobo"フォルダ内にKoboRoot.tgz
ができていることを確認。koreaderはインストールしないなら、"koreader.png"はこの時点で削除してよい。

3) KFMonはiniファイルで、アイコン画像や起動スクリプトを指定する。このファイルを作る必要がある。
ファイル名はdb_launcher.iniとでもして、その中身はとりあえず

[watch]
filename = /mnt/onboard/000_db_scripts.png
action = /mnt/onboard/.kobo/db_scripts/db_launcher.sh
;reboot_on_exit=false
の4行でよい。改行コードLF(Unix式)のエディタで作成すること。
そして、このdb_launcher.iniを端末の、.adds/kfmon/config/フォルダ内に配置する。

4) ランチャー本来のnickel起動ファイル(run_nickel.sh)では起動しなくなる。修正して使ってもいいが、本家ランチャーの作者さんによると、もうrun_nickel.shはメンテしていないとのこと。なので、より新しいkoreaderのnickel起動ファイルに差し替えることにする。
・koreaderをインストールしている場合
端末の.adds/koreader/nickel.shを、.kobo/vlasovsoft/フォルダにコピーして、run_nickel.shにリネーム。
・koreaderをインストールしていない場合
koreader-v2015.11-1667以降をここからダウンロードして、適当な場所に解凍。
koreaderフォルダ内のnickel.shを、.kobo/vlasovsoft/フォルダにコピーして、run_nickel.shにリネーム。

5) USB接続を解除して、端末を再起動する。


本家ランチャーが更新されたら、次のランチャーのアップデートで旧fmonから新ビルドのfmonかKFMonに移行するつもり。どっちがいいか、試して希望を言ってくる人でもいれば、参考にさせてもらうが・・・。あと、インストール場所も.koboから.adds内に移そうかと思う。なぜ.kobo内にインストールしていたかというと、本家ランチャーとの併存を考えてのことだった。だが、もうそれもいいかな。

希望があれば、次のランチャーのアップデートまでのにつなぎに、新fmonもしくはKFMonへの移行を楽にするファイルセット(db_launcher.iniやrun_nickel.shなど)をアップする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«Kindle:アップデート 5.9.5 & jailbreak関連